四代目 太田嘉久。現在の店主です。私も高校卒業後、表具の仕事に就く。父に襖・屏風、祖父に掛け軸を習う。
表具一級技能士
兵庫県技能顕功賞
三代目。父は高校を卒業後表具の道に入る。
小柄ながら力が強く、持って生まれた器用さと人柄で、人脈も広く表具の良さを多くの人に広めた様です。
古物に関して知識があり、地元作家の作品を大切にし、お客様にその良さを気づいてもらいたいと努力していたという。
仕事に厳しい三代目は、健康面でも人一倍気遣いをしていたが病に倒れ、五十四歳の春に他界し三十六年間の表具師人生を終えた。
二代目。私の祖父で十四歳でこの道に入り、八十五歳までこの仕事に関わってきた。
七十一年もの間、表具師一筋にやってきたことは凄いとしか言えない。
父が亡くなってから、技術の面で支えてくれたのはこの祖父のです。
子供の頃に見た祖父の仕事風景が、今の仕事の基礎になっている。
初代、太田嘉蔵
若くして無くなったと言うことで詳しくはわからない。